ある程度自己主張ができるのであれば、
何ら問題なく(問題なくは言い過ぎですが)
その子の居場所の適正化を図り、
良いと思う教育環境に移ることが良いことに思います。
ギフテッドの子を持つお母様たちと話す機会が何度かありました。
絶対に良いとは言い切れないかもしれませんが、
思い切って環境を変え、良かったと笑顔で話す何人ものお母様と出会いました。
一方では、歯を食いしばってそこにいることが尊いということを考える方もいらっしゃるかもしれませんね。
答えがないので、ある一端を見て考えを馳せてみます。
あるお母様のお話を伺って、
そうできたらいいなと思うことがありました。
ひとつめですが、
高校は海外で送っている男の子のお話。
ふぅの緘黙がもうほんの少しだけ良くなったら「そうしないか」と提案したい事です。
彼が、周りの子と話が合わないからなのか、学校で、一人で過ごすことが多かったとのことでした。
お母様としては、いずれは、せっかくの頭の良ささえも活かせず引きこもりになると思ったそうです。
それならば、寮のある自由な校風の高校に入れようと思われました。
けれども、どうせ寮で親元を離れるなら、海外に留学させちゃおう、と思い、留学に踏み切ったそうです。
また、もうお一人のおはなしです。
小学校から大学までの一貫校に息子さんを入れていたそうです。
周りの子とのギャップを感じ、
家で荒れる息子さんに悩まれていたそうです。
中学は、そこを辞め、
寮のある学校に入れました。
詳しくは書けませんが、
高校生になって、また、現状のもどかしさを何とかしたいとの親子の葛藤から、
タイミングを見計らってアメリカ留学をされるそうです。
それぞれ、親が動き出さなければ環境を変えずにそのまま過ごされていたと思います。
そのお母様たちのお話を伺って。
ギフテッドの子供達は、
みんなが出来ているような、
「与えられた環境に合わせる」
ということ自体、
辛いことだったりします。
そこは、よく見極め、次の環境を見つけたならばトライすべきだ。
というようなお気持ちが伝わってくるようです。
本人不在で考えるならば、
海外留学を中高生の数年間はさせたいと思っています。
あくまでも本人不在での私の思いです。
精神的に追い詰められそうな教師陣の中から脱却させる事を考えさせられます。
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先日、ふぅのクラスの子のお母様と、メールをしていて、
話さないことで注意を受けていることを伝えました。
その方のお子さんは、
「ふぅは、いたずら好きで結構面白い。」とか、「喋らないのはわざとじゃないって、みんなわかってるよ。先生がわざわざ注意するのは良くないと思う。」とか、お母様に話しているそうです。
お母様も、「ふぅ君が喋らなくなったのは、身を守るために起こった反応だから、話せるようになるのを見守ってあげればいいだけですよ。」とお気遣いくださいました。
こんな理解をしてくださるお友達や、お母様達がいてくださることが、とてもありがたいです。
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ふぅは、たくさんの先生に囲まれて、緘黙が原因で叱られたことを、疑いもせず自分が悪いからだと思っているでしょう。
隣で聞いていた私は、事実を知っています。
それは、緘黙のせいであって、本人がわざとやらないのではないことを。
その理由を私が言ったばかりに、
「ルールを守らない子供をかばうとんでもない親」という事にされ、
それならば、ペナルティーを呑まないと学校行事に参加させないという事で、
話し合いになりました。
他の方の話を伺うと、案外、理不尽なことをされていて、うちだけじゃないのかと思いました。
もう、ここにいさせたくないと思いますが、緘黙のふぅが他の環境に身を置くことがどうなのかと、今は、考えています。
今のところは、通信だけ、研究中です。
^_^
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傘立て
Märchen💖

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