思春期の男子の心と上手な接し方
2017年 01月 22日
「respect」
思春期男子の心理と上手な接し方についての講習会に行ってきました。
●なぜ葛藤が生じるのか。(保護者)
・子供を分かろうとしすぎてしまう
・分かろうとしない(思い込み)
・コントロールしようとしている
・手を出しすぎてしまう
☆保護者自身の傷つきが子供によって刺激される場合がある。
●なぜ葛藤が生じるのか。(子供)
・急速な変化についていけず多くの不安や戸惑いを抱いている
・親には悟られたくないと感じる
☆大人に理解されたと感じると逆に支配されたと思い自立が脅かされたとおびえそんな自分を隠そうとして反抗する場合がある。
(子ども)しかし、本当は
・まだ親には甘え依存したい
・干渉されたくない気持ちもある
・子ども自身が十分に葛藤をしている
☆理解しすぎようとすると子供を脅かすことになり自立を妨げることを理解する。
結局のところ、
【尊重することを念頭に置いて話をすると良いそうです。】
☆☆☆☆☆☆
例えば、下の例の親の言葉は良くないそうですが、理想的な言動を考えてみてください。
①何度も繰り返す行動に、「何度言ったらわかるの?」と言ってしまった。
*では、どう言えば理想的でしょうか。考えてみてください。
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①の問題の解答例
例えば、
『これは大事なことだからあなたが覚えてくれると助かる。』
と言うそうです。(^^)
②試験で良い点を取り「すごいね」と言った。
*では、どう言えば理想的でしょうか。考えてみてください。
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②の問題の解答例
例えば、
『あなたが頑張ったこととっても嬉しい。』
と言うそうです。
(点数取れなかったらすごくないという自己否定をしてしまうからすごいでは良くないそうです。)
③息子が返事をしない時に「返事をしなさい。全くもう!」と言ってしまった。
*では、どう言えば理想的でしょうか。考えてみてください。
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↓
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③の問題の解答例
例えば、
『今日はどうしたの?』
と言うそうです。
いかがでしたでしょうか。
上記のような対応がよろしいそうです。
臨機応変にという感じですが。
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親にしてみれば、
子供の失敗を温かく見守るというよりも、
二度と失敗を繰り返さないでほしいと心配になり、うるさく注意してしまうのです。
子供にしてみれば、
責められているとか、うるさいとか、マイナスの感情を抱いてしまいます。
相手がよそ様であれば、
十分に気遣い、慰めたり、大丈夫だと励ましたりします。
子供にもそうすればいいのです。
よそ様に対する言動は、
今の状態への思いやりであり、相手の心に寄り添う理想的なものです。
自分の子供だと思う気持ちを一旦無しにして、1人の人として、声をかけるとうまくいくものなのでしょう。
乱れた感情をフラットにして子供に向き合うって難しいです。
さて、この講習会は役に立つのでしょうか。(笑)
よほど温厚な人じゃないと、ねぇ。
しかし、心がけが大切ということで、身にしみました。
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