想像を超えたことに出会えたお陰で。

「人は見かけによらないもの。」

一般に予測できる範疇でよく使うことばです。
例えば、
可憐な少女が実は格闘技のチャンピオンである。
などという話。
それは、普通に想像できる「見かけによらない」なのですが、それをはるかに超えたことを知り、物の見方が大きく変わった事があります。

うちには、授業中聞いてなさそうに見えてきいているという少数派の子供たちがいます。
その経験上、世間一般よりは少しは「見かけによらない」の範囲が広いと思うのですが、そんな私でも、驚いたことであり、いまこの瞬間にも感謝の思いでいっぱいです。

*****

とても有名であり、今更かも知れませんが、作家の「東田直樹」さんのお話です。

もう5年も前になると思いますが、
彼の特集番組がテレビで放送されました。

東田さんは、当時20歳を超えた青年でした。
彼は自閉症で、外ではぴょんぴょんと大きく飛んだり、いきなり大きな声をあげたり、走って行ったり、いわゆる一般の人には見られない様子でした。

彼は、会話をしませんでした。
できないのかも知れません。
短い言葉を発することはできる様でした。

しかし、彼はパソコンのキーボードでは言葉を表現する事ができました。

記者からの質問にも、キーボードを通して答えていました。
それは、見事に流暢であり、彼の気持ちをわかりやすく表現されていました。

飛び跳ねている最中にも、彼の頭の中では、いろんなことを考えていて、
普通に過ごしている我々とも特に変わらないのだと思うと、
にわかには信じられないことでした。

「見かけとは違う」そのギャップの大きさは想像を超えています。

東田さんの存在によって、「自閉症の我が子の言葉が聞けた様に感じる」と涙を流す親御さんがたくさんいらっしゃるそうです。

私の教え子さんにも自閉症の子が数人います。
この一件を知ったことで、その子達が発する「おかしいです。」や「これは、何ですか。」などの一言の奥にたくさんの思考があるのだということを意識できる様になりました。

自閉症の方に対する誤解は根深いものだと意識せざるを得ません。

また、自閉症の方に対してのみでなく、
相手のことは、わかっている様で理解しきれていないのだと思うと、
一般にも、とても影響力のある方だと思います。

東田さんが示してくださったことは、人類にとっての宝です。

彼の著書は他にもありますが、この本をまずはご紹介します。
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トレイに描きました。
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Commented by robo223 at 2017-05-25 14:40
東田直樹さんのことはネットで見て知っていましたが、まだ、著書は読んだことがありませんので、今度読んでみたいなぁと思いました。

「見かけとは違う」本来の姿を認識してもらう機会がなく、誤解されたり、気持ちを理解してもらえないままになってしまったとしたら、とても残念なことだと思います。

roboも「見かけとは違う」ところが多くて、周囲に理解を求めていくことが必要なので、同じだなぁと思います。
Commented by suzu62taha88 at 2017-05-25 20:38
robo君ママさん
コメントをありがとうございます。

自閉症の方など会話ができない様な場合、まさに、その人の本質を人に認識してもらう機会がない方がほとんどなのかも知れません。

東田さんがこういった手段によって気持ちを表現してくださったことで同じ障害を持つ他の方も同じ様に、思考的コミュニケーションはとれているのかも知れないという可能性を人に知らしめてくださったと思います。

伝えられる私としては、見かけとは違うということで、辛い気持ちになる人を救っていきたいものです。
大きなことはできませんが、これはそうではないと気づいた時に代弁してあげられる人間でありたいと思います。

robo君も f も、授業を聞いてない様で聞いているのですよね。
他にも何かあるのか、心配ですよね。
by suzu62taha88 | 2017-05-25 09:51 | 書籍 | Comments(2)